失業手当はいつからもらえる?申請から初回振込までの流れ

失業手当はいつからもらえる?

会社を辞めたあと、特に気になるのが「失業手当はいつ振り込まれるのか」という点ではないでしょうか。失業手当は、退職した翌日から自動的に支給されるものではありません。離職票を受け取り、ハローワークで求職の申し込みをしたうえで、失業の認定を受ける必要があります。また、自己都合退職か会社都合退職かによって、支給が始まる時期も変わります。

失業手当は申請後すぐには振り込まれない

失業手当の手続きは、住所地を管轄するハローワークで行います。基本的な流れは次のとおりです。

ステップ内容
1会社から離職票を受け取る
2ハローワークで求職の申し込みをする
3受給資格の決定を受ける
47日間の待期期間を過ごす
5雇用保険受給者初回説明会に参加する
6指定された失業認定日に手続きをする
7認定された日数分の失業手当が振り込まれる

失業認定後は、通常5営業日ほどで指定口座へ振り込まれます。 ただし、祝日や年末年始を挟む場合は、通常より遅くなることがあります。

会社都合退職の場合はいつからもらえる?

倒産や解雇、退職勧奨などによる会社都合退職では、 原則として給付制限がありません。

ハローワークで受給資格が決定したあと、まず7日間の待期期間があります。 その後、最初の失業認定を受けることで、待期期間終了後の対象日数分が支給されます。

ただし、実際の振込日は、手続きをした日から単純に7日後というわけではありません。 初回説明会や認定日のスケジュールがあるため、申請から初回振込までは数週間かかるのが一般的です。

離職票が届いたら、そのままにせず、早めにハローワークへ行きましょう。

自己都合退職の場合はいつからもらえる?

転職、家庭の事情、仕事内容への不満などを理由に自分から退職した場合は、 7日間の待期期間に加えて、原則として1か月の給付制限があります。

給付制限「1か月」が適用されるのは2025年4月以降の離職

この1か月への短縮は、2025年4月1日以降に離職した人に適用されます。2025年3月31日以前に離職した場合は、原則2か月です。 ただし、退職日前5年間に、正当な理由のない自己都合退職で2回以上受給資格の決定を受けている場合は、給付制限が3か月になることがあります。

そのため、一般的な自己都合退職では、次のような順番になります。

ハローワークで申請 → 7日間の待期 → 原則1か月の給付制限 → 失業認定 → 振込

「退職してから1か月後に必ず振り込まれる」という意味ではない点に注意してください。 認定日の設定によって、実際の振込時期は前後します。 給付制限の詳しい仕組みは自己都合退職の解説記事で確認できます。

離職票が届くまで申請はできない?

原則として、雇用保険の受給手続きには「雇用保険被保険者離職票−1、離職票−2」が必要です。

離職票がなかなか届かない場合は、まず退職した会社へ発送状況を確認しましょう。 会社から交付されない場合や連絡が取れない場合は、住居地を管轄するハローワークに相談できます。

会社から届くのを何か月も待ち続ける必要はありません。

手続きが遅れると受給できる日数が減ることもある

失業手当を受け取れる期間は、原則として離職日の翌日から1年間です。 この期間を過ぎると、所定給付日数が残っていても、原則としてその後の失業手当は受給できません。

手続きの遅れに注意

たとえば150日分の給付を受けられる人でも、手続きを始めるのが大幅に遅れれば、すべてを受け取りきれない可能性があります。 すぐに転職活動を始める予定がある場合でも、離職票が届いた段階で手続きを進めておくのが安心です。

初回振込までに求職活動は必要?

基本手当を受給するには、認定対象期間中に求職活動を行う必要があります。

原則として、通常の認定期間では2回以上、初回認定までの期間では1回以上の求職活動実績が求められます。 初回説明会への参加が実績として扱われる場合もありますが、管轄するハローワークから受けた説明を確認してください。

求人サイトを眺めただけでは、原則として求職活動実績になりません。 詳しくは求職活動実績の解説記事をご覧ください。

受給開始時期と金額をまとめて確認しよう

失業手当がいつからもらえるかは、離職理由や申請日によって変わります。 さらに、実際にもらえる総額は、退職前の給与、年齢、雇用保険の加入期間などによって異なります。

当サイトの失業手当シミュレーターでは、年齢、退職理由、加入期間、退職前の給与を入力することで、 基本手当日額や給付日数、総支給見込み額を確認できます。

あなたの場合はいくら?かんたんシミュレーション

条件を入力

シミュレーション結果(目安)

基本手当日額

4,993

所定給付日数

90

総支給見込み額

449,370

※上記は概算です。実際の受給額・日数はハローワークでの審査により決定されます。

まとめ

失業手当は、退職後すぐに自動で振り込まれるものではありません。

会社都合退職では7日間の待期後、自己都合退職では待期に加えて原則1か月の給付制限後から支給対象となります。 その後、失業認定を受け、通常5営業日ほどで振り込まれます。

離職票が届いたら、受給期間を無駄にしないためにも、早めにハローワークで手続きを進めましょう。

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⚠️

本記事およびシミュレーション結果は、公的情報をもとにした一般的な解説・目安であり、実際の受給可否や金額・日数を保証するものではありません。 具体的な手続き・審査については、お住まいの地域を管轄するハローワークへご確認ください。