求職活動実績とは?失業認定で認められる活動と認められない活動

求職活動実績とは

失業手当を受け取るには、決められた失業認定日にハローワークへ行くだけでは足りません。認定対象期間中に、再就職に向けた「求職活動実績」を作る必要があります。求人サイトを見て仕事を探していても、その行動が実績として認められるとは限りません。認定日を迎えてから慌てないよう、何が実績になるのかを確認しておきましょう。

求職活動実績とは

求職活動実績とは、就職しようとする意思を客観的に確認できる活動のことです。

失業手当は、単に仕事をしていない人へ支給されるものではありません。 「働く意思と能力があり、積極的に仕事を探しているものの、まだ就職できていない人」を対象とした制度です。

そのため、認定日には失業認定申告書を提出し、前回の認定日以降にどのような求職活動をしたかを申告します。

求職活動実績は何回必要?

基本手当を受給するには、原則として認定対象期間中に2回以上の求職活動実績が必要です。 ただし、基本手当の支給に関する最初の認定日では、原則1回以上とされています。

期間必要な実績回数
最初の認定日までの期間原則1回以上
通常の認定対象期間原則2回以上
給付制限(1か月)とその直後の認定対象期間合わせて原則2回以上
給付制限が3か月の場合原則3回以上

ハローワークの説明を優先してください

認定日や必要回数は受給資格者ごとに異なることがあるため、雇用保険受給資格者のしおりや、ハローワークから受けた説明を優先してください。

求職活動実績として認められるもの

代表的なものは、求人への応募です。 応募先から不採用の連絡が来た場合でも、実際に応募していれば、その応募は求職活動実績になります。

このほか、次のような活動も対象になります。

ハローワークで職業相談を受ける

ハローワークの窓口で、希望する仕事内容や応募先について相談した場合は、求職活動実績として扱われます。

求人票の内容で分からない点を相談したり、自分の経験に合う求人を紹介してもらったりすることも可能です。

求人情報を見るだけで終わらせず、気になる求人があれば職員へ相談してみましょう。

ハローワークのセミナーや講習を受ける

履歴書の書き方、面接対策、職業選択など、再就職に関係する講習やセミナーへの参加も実績になります。

定員がある場合もあるため、受講したい講座があれば早めに申し込みましょう。

民間の職業紹介会社で相談する

許可や届出のある転職エージェント、民間職業紹介会社、派遣会社などで、職業相談や具体的な求人紹介を受けた場合も対象になります。

ただし、ウェブサイトで会員登録しただけでは、原則として実績になりません。 担当者と希望条件を話したり、具体的な求人の提示を受けたりする必要があります。

就職に役立つ資格試験を受ける

再就職に役立つ国家試験や検定試験の受験も、求職活動実績として認められる場合があります。 勉強しただけではなく、実際に試験を受けたことがポイントです。

対象になるか判断が難しい資格については、受験前にハローワークへ確認しておくと安心です。

求職活動実績として認められないもの

失業認定で間違えやすいのが、「仕事を探しているつもりでも、実績にはならない活動」です。

求人サイトを見ただけ

インターネットの求人サイトやハローワークの求人検索端末で求人を閲覧しただけでは、原則として実績になりません。

気になる求人が見つかったら、応募するか、窓口で相談するところまで進める必要があります。

転職サイトへ登録しただけ

転職サイトや派遣会社へ登録しただけでは、通常は実績として認められません。

ただし、登録時に担当者と希望条件を話し合った、具体的な求人を提案された、 といったやり取りがあれば、求職活動として認められることがあります。

知人に仕事を紹介してほしいと頼んだだけ

友人や元同僚に「仕事があったら紹介してほしい」と頼むだけでは、客観的な確認が難しいため、原則として実績にはなりません。

紹介を受けた会社へ実際に応募した場合は、応募活動として申告できます。

オンラインでの応募も実績になる?

企業の採用ページや転職サイトから応募した場合も、通常は求職活動実績になります。

応募日、会社名、応募した職種、応募方法などを記録しておきましょう。 応募完了メールや応募履歴の画面も保存しておくと、申告時に確認しやすくなります。

ハローワークは必要に応じて、申告された活動について利用した機関などへ事実確認を行うことがあります。

認定日までに実績が足りない場合

実績が不足したまま認定日を迎えると、その認定対象期間について失業の認定を受けられず、 基本手当が支給されないことがあります。

実績を作るためだけに、興味のない企業へ形式的な応募を繰り返すのはおすすめできません。

ハローワークで職業相談を受け、現在の経歴や希望条件でどのような求人があるかを確認するほうが、 今後の転職活動にもつながります。

虚偽の申告は不正受給になる

架空の求職活動を申告してはいけません

実際には応募していない企業を記載するなど、求職活動実績について事実と異なる申告をすると、不正受給と判断される可能性があります。 不正受給と判断された場合は、その後の支給が停止されるなど、厳しい処分の対象になります。

活動日や応募先を忘れないよう、スマートフォンのカレンダーやメモに記録しておきましょう。

受給額の目安も確認しておこう

求職活動と並行して、自分の基本手当日額や給付日数も把握しておくと、転職活動の計画を立てやすくなります。

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シミュレーション結果(目安)

基本手当日額

4,993

所定給付日数

90

総支給見込み額

449,370

※上記は概算です。実際の受給額・日数はハローワークでの審査により決定されます。

まとめ

求職活動実績は、通常の認定対象期間では原則2回以上、最初の認定日までの期間では原則1回以上必要です。

企業への応募、ハローワークでの職業相談、対象となるセミナーへの参加などは実績になります。 一方で、求人情報を見ただけ、転職サイトに登録しただけでは、原則として認められません。

認定日直前に慌てないよう、余裕を持って転職活動を進めましょう。

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⚠️

本記事およびシミュレーション結果は、公的情報をもとにした一般的な解説・目安であり、実際の受給可否や金額・日数を保証するものではありません。 具体的な手続き・審査については、お住まいの地域を管轄するハローワークへご確認ください。